皆様は「低温調理」というものをご存じでしょうか。
焼く・煮る・蒸す等、調理法はさまざまあります。
今回、紹介します低温調理の仕組み・原理は低温でじっくり時間をかけて食材に火を通し加熱するという調理法になっています。
肉などは高温下では固くなります。しかしながらローストビーフなどは柔らかいですよね。
しかし、鍋でお湯を沸かすのは簡単だと思いますが、低温で維持するのはとても難しいと思います。
そこで、現在注目を集めているのは「BONIQ」をはじめとする低温調理器です。
BONIQが届いた!
今回はBONIQを手に入れたので、その効果を報告したいと思います。
低温調理器本体は上の箱で、下の箱はオプションのものとなっております。
本体の箱を開けるとこのようになっております。シール以外にも説明書と参考BOOKも同封されております。
(なお、今回私が手に入れたものは初代BONIQで、現在は2.0やPRO版も販売されております)
思ったよりもサイズが大きいです。
シールの使い道はよくわかりません(笑)オプションの鍋とかに貼るんですかね?
今回購入したオプションと組み合わせるとこのようになります。
今回、購入したアクセサリーオプションはこの水槽(12Lバルクアップコンテナ:約4000円)と黒い蓋(12Lコンテナ用保温ルーフ:約2000円)です。
BONIQ本体が大きく深さ25㎝くらいの鍋が見つからなかったため、正規品を購入しております。
正規品なだけあってサイズもぴったりです。スタイリッシュ?でカッコいいと思うのは私だけでしょうか?
なお、正規品ではコンテナ以外に深型キャセロール鍋というおしゃれな鍋もありますが初代BONIQには対応していませんのでご注意を。
また、数ある低温調理機の中には高温下で長時間、機械部分部に湯気にあてたことでエラーが起きたという報告があることから、念のため蓋(保温ルーフ)も購入しております。
今回、使用した感じでは特に蓋があればエラーなどは気にならなかったです。
BONIQ起動!
ここからは実際に使用してみたいと思います。
まず、この水槽部分に水を入れます。
そして、予めジップロックし、真空状態にした鶏肉を入れます。
今回はYOUTUBEでやっていたカレー味とナチュラルな味付けなしの2種類を入れております。
カレー味はカレー粉とヨーグルトを混ぜて鶏肉としっかり絡めたものです。
ジップロック内に調味料を入れて揉むだけなので、キッチン周りが汚れないとともに楽でいいです!
そして、低温調理器の見どころ「低温設定」です。
BONIQでは本体の箱に参考BOOKとしてレシピや肉の種類ごと厚さごとに適切な温度と設定時間が明記されているため、とても分かりやすかったです。
今回は、鶏肉で厚さ約2㎝くらいということもあり「63℃で1時間」じっくり低温で調理していきます。
温度や時間の設定は本体上部のボタンと側面のスクロールダイヤルで簡単に設定できました。
調理がスタートしますと、上モニターの水温計が少しづつ上がっていきます。
0.1℃づつ、少しづつ上昇していくので、このじっくり温度を上げていくのは食材を痛めることなく、これら低温調理機を使用せずにまねることが難しいことを感じさせます。
そして、設定した63℃に達しましたら、そこから1時間(下モニター)のカウントが始まります。
ここまで来たら、あとは待つだけです。時間になると「ピー!ピー!」とアラームで知らせてくれるため、それまで別のことをして過ごせます。
なお、アクセサリーオプションにはコンテナ用の保温ジャケットが別売されている為、それがあれば初期の温度上昇が早く設定温度に達すると思います。
低温調理完成!実食!
そして、ついに完成したのがコチラ!
なお、ここでは1㎝幅でカットしておりますが、これは低温調理後の盛り付け前にカットしております。
調理前と後で鶏肉のサイズが全く縮んでいないことに衝撃を受けます。
つまり、鶏肉本体の水分が全く飛んでいないため、みずみずしいままであると考えられます。
しかし、中に火が通っているのでしょうか?
ちゃんと火が通っています!
実際に食してみますと、従来の調理法との食感の違いに衝撃を受けます。
普段食べているサラダチキンとは全く違います!
もちもちした食感!それは生?と感じるほど柔らかい歯ごたえ!しかし火が通っているという違和感!
これならサラダチキンに飽きた私でも美味しく食べれると感動しました!
そして事前の調理も簡単ながら、調理後においても食べきれない場合は真空ジップロックのまま冷蔵庫で保存がきくという簡単さ!!
サラダチキンに飽きたトレーニーの皆様、ぜひ低温調理器いかがでしょうか!
低温調理器のメリット・デメリット
最後に、低温調理器のメリット・デメリットについてまとめたいと思います。
・味付け等事前の準備が簡単(キッチン周りを汚しにくい)
・使用法が簡単(感覚的に操作できる)
・調理後の保存が簡単
・調理の幅が広がる
・食材が柔らかいまま食べれる(サラダチキンに飽きた人でも大丈夫)
デメリット
・調理に時間がかかる
・初期コストが高い(オプション入れると数万円はします)
・コンテナの場合は12Lでも置くスペースが必要