【最新研究】ChatGPTで筋トレを分析する【OpenAI】-①-

最近、話題となっているchat GPT 。

様々なことをAIが答えてくれるものであるが、「筋トレ」というテーマでは

今日(2023年6月4日現在)においてどのような回答がもらえるのか試してみた。

ChatGPTってなに??

ChatGPT(チャットジーピーティー、英語: Chat Generative Pre-trained Transformer)は、OpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボット。原語のGenerative Pre-trained Transformerとは、「生成可能な事前学習済み変換器」という意味である。OpenAIのGPT-3ファミリーの大規模言語モデルを基に構築されており、教師あり学習と強化学習の両方の手法で転移学習されている。

ChatGPT

Wikipediaでは上記のような説明となっているが、分かりやすく要約すると

自動応答チャット生成AI」であり、聞きたい内容をチャットに入力するとネットの膨大なデータの傾向から返答をしてくれるものというものである。

そのため、「必ずしも正しい回答が返ってくることを保証されたものではない」ということを認識しておく必要がある。

良くも悪くも、西村〇之氏の名言として有名な「嘘を嘘と見抜けない人は、ネット掲示板を使うのは難しいでしょう」に通ずるものが当システムにおいても言えると筆者は考える。

では、そんなChatGPTにいくつか質問してみた。

ChatGPTへ「筋肉量を効率的に増加させる筋トレの方法について教えて

以下回答です。

筋肉量を効率的に増加させるためには、以下の方法を取り入れることが重要です。

①適切な重量と回数のトレーニング:

筋肉を成長させるためには、適切な重量を使って負荷をかける必要があります。トレーニングの際には、1回のセットで8〜12回のリピティション(反復)を行うことが一般的です。また、筋肉が成長するためには、筋肉に十分な刺激を与える必要があるため、重量を上げることや負荷を調整することも大切です。

②適切なトレーニング頻度:

筋肉を増やすためには、筋肉を適切な頻度で刺激する必要があります。一般的には、週に2〜3回のトレーニングが推奨されます。トレーニングの日と休息日を交互に設定し、筋肉が回復する時間を確保することも重要です。

③多様なエクササイズ:

筋肉を効果的に成長させるためには、様々なエクササイズを組み合わせることが重要です。単一のエクササイズに頼らず、複数の筋肉グループをバランスよくトレーニングすることがおすすめです。例えば、スクワット、デッドリフト、ベンチプレス、ショルダープレスなど、大きな筋肉グループをターゲットにしたエクササイズを取り入れましょう。

④適切な栄養摂取:

筋肉を増やすためには、適切な栄養摂取も欠かせません。タンパク質は筋肉の成長に重要な栄養素であり、十分な量のタンパク質を摂取することが必要です。また、炭水化物や健康な脂肪もエネルギー源として必要です。バランスの取れた食事を心掛け、必要な栄養素を摂取しましょう。

⑤十分な休息と睡眠:

筋肉はトレーニングの際にダメージを受けますが、休息と睡眠を通じて修復・成長します。

⑥適切な休息時間:

トレーニング後には、筋肉の回復と成長を促すために十分な休息時間を確保することが重要です。トレーニング後の筋肉には修復が必要であり、48〜72時間の休息が必要とされています。筋肉グループごとに十分な回復時間を取りましょう。

⑦プログレッシブ・オーバーロードの原則:

筋肉を成長させるためには、プログレッシブ・オーバーロードの原則を適用する必要があります。これは、徐々に負荷を増やすことによって筋肉を刺激するという原則です。重量や回数を徐々に増やしたり、新しいエクササイズを導入したりして、筋肉に新たな刺激を与えましょう。

⑧適切なフォームとテクニック:

エクササイズを行う際には、正しいフォームとテクニックを守ることが重要です。正しいフォームでトレーニングすることで、目標の筋肉を効果的に刺激することができます。トレーナーや指導者からの指導を受けるか、正しいフォームについての情報を学ぶよう努めましょう。

⑨ウォームアップとクールダウン:

トレーニング前にウォームアップを行い、筋肉や関節を準備しましょう。ウォームアップはケガの予防にも役立ちます。また、トレーニング後にはクールダウンとストレッチを行い、筋肉の回復を促進しましょう。

⑩継続と忍耐:

筋肉量を増やすためには、継続的な努力と忍耐が必要です。筋肉の成長は時間がかかるものであり、即効性を求めるのではなく、着実なトレーニングプランを継続して行うことが重要です。

ChatGPT

 

ChatGPTへ「最新の筋トレ情報を教えて」

以下回答です。

申し訳ありませんが、私の知識は2021年9月までのものであり、最新のトレーニング方法や研究結果については把握していません。トレーニングや筋肉増強に関する新しい情報は常に進化しており、専門家や信頼性のある情報源から最新の情報を入手することをおすすめします。トレーニング方法は個々の目標や体質によっても異なるため、個別のアドバイスを得るためには、トレーナーや専門家への相談が適切です。

2021年9月までの情報しか分析できないとのことで、情報が古いため「最新情報ではない」と回答を断られてしましました。
では、少し古いですが2021年9月時点での情報を教えてもらうことにしましょう。

ChatGPTへ「2021年9月時点での最新の筋トレ情報を教えて」

以下回答です。

2021年9月時点での最新の筋トレ方法のいくつかを以下に紹介します。

①高強度インターバルトレーニング(HIIT):

HIITは、短時間で高強度の運動を行うトレーニング方法です。HIITは有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせたものであり、代謝を高め、筋力と持久力を向上させる効果があります。

②メタボリックストレス:

筋肥大を促すための新しいアプローチとして注目されているのがメタボリックストレスです。これは、セットごとに短い休憩を取り、筋肉に持続的なストレスをかける方法です。重量を下げずに高いリピティション(反復)を行い、乳酸や代謝産物の蓄積を促し、筋肉の成長を刺激します。

③マイクロセッション:

マイクロセッションは、短時間で行う効果的なトレーニング方法です。通常のトレーニングを数回に分割し、1回あたりのセッション時間を短くして行います。これにより、日常の忙しいスケジュールでもトレーニングを取り入れることができます。

④プリファティーグ:

プリファティーグは、トレーニング前に低負荷の運動を行うことで、筋肉の活性化とパフォーマンスの向上を図る方法です。例えば、事前に軽いカーディオ運動やダイナミックストレッチを行うことで、筋肉の準備を整えることができます。

⑤シングルサイクルトレーニング:

シングルサイクルトレーニングは、1つのトレーニングサイクルで全身の筋肉を効果的に刺激する方法です。複数のエクササイズを組み合わせ、連続して行うことで筋力と持久力の向上を図ります。

これらは2021年9月時点で注目されている一部のトレーニング方法です。ただし、個々の体質や目標に合わせたトレーニング方法を選択するためには、専門家の助言やトレーニングプログラムのカスタマイズが重要です。

2021年9月時点での情報には回答してもらうことができました。
①HIITは確かに2021年くらいから日本でも流行りだした考え方ですが、2023年本日時点では既に一般的な手法の1つとして確立されています。②メタボリックストレスに関しては昔からある概念で、一部の著名なトレーニーの方が提唱してきたことで有名なものです。(2021年時点で最新の考え方かは不明)③マイクロセッションはアメリカの一部のボディービルダー界隈で効率的な筋トレと合理的な食生活をすることが流行っていたことが日本でも考え方として定着しています。④や⑤に関しても少なくともここ2~3年の最新情報ではないと感じます。

まとめ

①2021年9月時点までのデータしか分析されないため、最新のデータが欲しい時には不向きである。
②2021年9月までの情報においても「あくまで一般論」が主体であり、複数の文献データから解析を行うなど
統計的な内容にはまだまだ乏しいように感じる。
次回、投稿予定の後半では回答がない内容についての分析について投稿いたします。
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