2月、3月はバレンタインデー・ホワイトデーとチョコレートが多いシーズンですね!
糖質制限をしてる方々にとっては、とても厳しいシーズンですね!
私自身、ケトジェニックを定期的に実施しており糖質については人一倍詳しいと自負しておりました。
そんなときに出会ったチョコレートがコチラ↓
えっ!?チョコレートなのに砂糖ゼロ!?
糖類ゼロ!?けど、糖質は15.8g入ってる!?
糖質と糖類って何が違うの!?
皆様は具体的に違いが分かりますか??ここではこのような内容をメインに紹介させていただきます。
炭水化物の内容って??
炭水化物の内訳は上図のようにまとめることができます。
これより、炭水化物とは食物繊維+糖質のことであると分かります。
つまり、糖質=炭水化物ー食物繊維であり、糖質制限=炭水化物制限ではないのです。
食物繊維について
ここからは各項目ごとに紹介していきたいと思います。
そもそも食物繊維とは何なのか。Wikipediaでは以下のように記載されております。
「食物繊維(しょくもつせんい)とは、人の消化酵素によって消化されにくい、食物に含まれている難消化性成分の総称である。また栄養素ではない」(wiki参照)
また、食物繊維には20種類近くあり、それらは大きく水溶性と不溶性の2種類に大別することができます。
それらは文字通り「水に溶けるもの」と「水に溶けないもの」です。
それぞれ働きが異なり、以下に示します。
水溶性の食物繊維とは…
水溶性の食物繊維は水分を多く含む食材に多く含まれており、サラサラしているようなものやネバネバしているようなものがあります。
多く含まれている食材としては
昆布、わかめ、こんにゃく、果物、里いも、大麦、オーツ麦などに含まれています。
→お腹がすきにくくなり、食べすぎ予防となる。
→食後血糖値の急激な上昇を抑える。
→便がやわらかくなる。
※特定保健用食品(トクホ)で多くみられる難消化性デキストリンは水溶性の食物繊維の1種です。
不溶性の食物繊維とは…
不溶性の食物繊維は野菜などに含まれ、糸状のもの、多孔質のものがあり、水分に溶けないためボソボソやザラザラとした食感が特徴です。
多く含まれているものとしては
穀類、野菜、豆類、キノコ類、果実、海藻などに含まれています。
いわゆる一般的に食物繊維が多いと考えられている食材のものです。
→便意を催すという作用につながり、便数を増加させる。
→便の形を形成する。
食物繊維の摂取量について
日本人の食事摂取基準(2015年版)では、食物繊維の目標量は、18~69歳では1日あたり男性20g以上、女性18g以上とされています。
以下の図は厚生労働省が「平成 27 年 国民健康・栄養調査結果の概要」にて発表している食物繊維摂取量の平均値の年次推移です。
これからも分かる通り、どの年代においても食物繊維の目標摂取量を摂れていないことが分かります。
つまり、意識的に摂取したほうが良いものとなります。
食物繊維が不足すると便秘や下痢になるなど体に様々な不調が表れ始めます。
特に糖質制限などを知識不足で行おうとすると、食物繊維も不足しやすくなり、下痢や便秘になることでタンパク質の吸収効率も落ちます。
結果としてせっかくの減量が失敗に終わることにも繋がりかねません。
私は減量中こそ特にサプリメントとして食物繊維を摂取することを推奨します。
まとめ
・炭水化物=糖質ではない。
・食物繊維は水溶性と不溶性の2種類がある。
・食物繊維はすべての日本人に不足している。
・減量を成功させるには意識的に食物繊維を摂取したほうがよい。