【最新】ゴールドジム破産!?日本への影響は!?【状況まとめ】

 

2020年5月4日 全世界の筋トレ愛好家に衝撃が走る

米ゴールドジム、破産申請 新型コロナが痛手(時事ドットコムより)

【ニューヨーク時事】米スポーツジム運営大手ゴールドジムは4日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を裁判所に申請したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大でジムの閉鎖が相次ぎ、経営が悪化していた。同社は「新型コロナの流行は直営ジムの運営に影響を及ぼした」とする一方、破産申請によって、フランチャイズ運営のジムが影響を受けることはないと説明した。同社は日本を含む世界約700カ所でジムを展開。米メディアによれば、大半がフランチャイズ契約による運営だという。

 

なんと!米ゴールドジムの運営トップが破産したというのだ。

これには私を含め多くの筋トレ愛好家が衝撃を受けた。日本法人のゴールドジム公式サイトはアクセス過多により接続が困難になる事態となった。

米ゴールドジムの公式プレリリースは以下のようになっている。ここでは当方にて読みやすく和訳し掲載する。

米ゴールドジムの公式プレリリースの内容(原文訳)

https://www.goldsgym.com/restructure/

2020年5月4日、GGI Holdings、LLCおよびその関連会社(「Gold’s Gym」)は、会社の財務再編を促進するために、第11章に基づく救済を求める自発的な請願を提出しました。当発表以前の申請により、より強く成長する準備が整い、2020年8月1日までに財務が再編が完了されていることを目指しています。

明確に言うと、この破産申請は私たちのライセンス部門に影響を与えるべきではありません。それは、フランチャイズジムに資本関係を設けておらず、世界中の約700のジムのシステムをサポートし続けることを妨げるものでもありません。

私たちの目線は、世界中のメンバーにあり、これからもそうです。メンバー、チームメンバー、コミュニティにとって安全なものになり次第、お迎えできることを楽しみにしています。

Gold’s Gymは、50年以上にわたって世界で信頼されているフィットネス機関であり、それは不滅です。

このプロセス全体を通じて、Gold’s Gymは次のことを続けていきます。
・州、地方、および連邦のガイドラインに従って、一時的に閉鎖されたジムを再開します。
・私たちのメンバーと世界中のチームメンバーの健康と安全に焦点を当てます。
・チームメンバーの賃金、医療保険、休暇などの特典を提供します。
・当社のグローバルフランチャイズネットワークに最高レベルのサポートとガイダンスを提供します。
・世界中の多数のブランドライセンシーをサポートします。
・通常のコースのサプライヤーとベンダーに前払いで支払います。
・私たちのジムの内外問わずあなたへ提供するためのさらに多くの方法を探り続け、革新に焦点を当てます。

ーーーーーココ迄ーーーーー

どうやら、直営店の約30店を除く世界中のフランチャイズ店には影響がないようです。

また、米ゴールドジムとしては8月までの約4か月間で財務改善を図るようです。

トレーニーとしては真ん中の1文にどうしても心打たれてしまいますね。

連邦倒産法 11章って何??

今回、米GGI社の申請したチャプター11とはなんなのでしょうか。

Wikipediaでは以下のように説明されています。

再建型倒産処理手続を内容とするものであり、債務者自らが債務整理案を作成し、債務者主導の再建が可能である(いわゆる「DIP型」)点で、日本でいう民事再生法に相当する。

会社に適用されることが想定された再建型倒産処理手続という意味で、日本の会社更生法に相当すると言われることもあるが、制度内容としては民事再生法が近い。
なお、本章は個人債務者にも適用可能であるが、手続の複雑さと費用の点から、殆どの場合、個人への適用は実務的ではなく、個人債務者は第13章に基づく債務整理を選択する。

第11章手続は、倒産申立により債務者の事業を停止させることなく、かえって事業を継続しながら債務者の再建を目指すものである。したがって、利害関係者の申立により裁判所が事業の継続を禁止しない限り、管財人(上記のとおり通常は占有債務者)が事業を継続して行う(1108条)

 

日本でいう民事再生方に相当するものであり、倒産とイコールというわけではない模様です。

しかしながら、約30店の直営店舗については閉鎖となっており、これには当然ながら聖地とされているカリフォルニアにある1号店が含まれております。

いつかは聖地巡礼したいという私を含む筋トレ愛好家も多いのではないでしょうか。

順調な経営改善を望むばかりです。

日本のゴールドジムは今後どうなる?

翌5月5日に日本でのゴールドジム公式サイトにて正式発表がされております。

https://goldsgym.jp/news/7178

やはり日本のゴールドジム各店には影響がない模様です。

しかしながら、コロナの影響による緊急事態宣言と営業自粛が続いているのも事実です。

日本のゴールドジムはこのようにならないよう祈るばかりです。

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